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コンテナ材を意匠として活かした施工事例

今回ご紹介するのは、東京・下北沢にある商業施設「ミカン下北」です。
この建物では、コンテナそのものを設置しているわけではなく、外壁材としてコンテナに使用される鉄板(コルゲート)を意匠的に採用しています。
日本では事例がほとんどない中での施工となったため、施工方法や納まりの検討には多くの試行錯誤を重ねました。

無機質でありながら存在感のある鉄の質感を活かし、完成直後から多様な文化が交差し続ける下北沢の象徴になっています。

このプロジェクトはコンテナハウスを普段から扱う堀内鋼業が施工の監修を行い、細部にわたって意匠的配慮がされています。
細部までデザインにこだわることで、商業施設としての魅力を高める空間に仕上がりました。

堀内鋼業では、鉄を「構造材」としてだけでなく、「デザイン素材」として活かす建築も行っております。
これからも、街に新しい表情を生み出す建築を提案してまいります。